2013年01月15日
この子の成長は私の成長!
今日のレッスンの生徒さんのことで
色々と悩み中な私…
兄弟で通うお姉さんのMさんと弟のRくん。
小学6年生になるお姉さんのMさん。
人見知りというレベルではないくらい言葉を話しません…(ちなみに今日のレッスンは一言も声を発していません)それどころか、時折思考停止状態…反応するとすれば、たまに口角を上げてクスッと笑うくらい…
言葉だけで見ると怖い感じの子って思いますが、凄くかわいらしい子で、本当はもっともっと笑って、もっともっと素直に話したいってきっと思ってるんだって私は信じているんです…
小学4年生の弟のRくんもこれまた相当な人見知りで声をほとんど発しません…でも、Rくんは私が担当になって2ヶ月で要約、挨拶もすこーしだけできるようになり、教室のスタッフの方にも「Rくん(教室に通って1年以上が経過しています)が初めてちゃんと挨拶してくれました!」と言っていただき、少しずつ心を開いてきていることに私自身、心なしか喜びを感じています。
問題はお姉さんのMさん。思春期に入りかけているせいか、なかなか心を開いてくれません…
様子を見ている限りでは、私の幼少期と重なる部分が…
今の私の性格を知っている人にはなかなか信じてもらえないのですが、私は幼少期に軽い「自閉症」だったんです。そのときの状況を何度か親、親戚が話してくれたことがあるのですが、そのときの私の症状と似た部分があって…
だからこそ、なんとなくですが、この子の気持ちがわかる気がするんです…
きっと言いたいことは山ほどあって、喉の手前までその言いたいことが出かかっているんです。それでもなかなか思うように言えない状況だと思うんです…
今の現状、ピアノレッスン以前に、人としてのコミュニケーションの問題だと思っています…
この子には今、たくさんたくさん話しかけています。でも、一方的に話しっぱなしで反応もほとんどしないし心も折れそうになるし正直辛くなることもあります…
でも、今日唯一嬉しかったことが。反応もしないからレッスンが楽しくないのかと時折不安だったのですが、(お母さまからの声なのかはわかりませんが…)「ちゃんとレッスンを受けたい意思を見せてくれましたよ」とスタッフから聞き、本当涙が出そうなくらい嬉しかったです…
そう簡単には心を開いてくれそうもない状況ですが、でも決して諦める気はありません!!私が変われたようにこの子もきっと変われるはず!慎重かつ冷静に状況を判断しながら、ゆっくりゆっくりとこの子と同じペースで歩んでいけたらと思います。
そして、いつかは心から笑って自分の本当の声で話してくれる日が来ることを信じてレッスンに挑みたいと心底思いました。
この子の成長は私の成長!私が諦めたら何も変わらない!絶対イイ方向に進められるよう精一杯がんばります!と、自分に活をいれてみるのであった〜(笑)自分よ、ファイトだ〜!!!!!
Posted by JUNKO YAMASHIRO at 23:59│Comments(0)
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